そうだったの！？プロポーズの理想と現実

どんな結婚式をしたのか？は話題になるけれど、どんなプロポーズをされたか？は意外と話題になることがありません。結婚している人ならば、ほとんどの人が通っている道なのに、なぜかその情報を知ることが少ない...。結婚式ほどではないかもしれないけれど、プロポーズも一生に一度の大切なイベント。だからこそ、今回はそんなプロポーズの理想と現実について明らかにしていこうと思います。

多い？少ない？プロポーズが必要だと思っている人は56.7%。

プロポーズについて明らかにするにあたり、まずその有無についてアンケートをとってみました。「あなたは、結婚する際、プロポーズをしましたか。もしくはされましたか（未婚の方はしたい・されたいですか）」と聞いたところ、全体の56.7%が「プロポーズをした/された」と回答。まだ多くの人はプロポーズが必要だと感じているようです。ただし、男性20代だけでみるとプロポーズ願望のある人が36.2%と全体に比べてかなり低くなっています。これから結婚という人が多い世代なので、ちょっと心配ですね。

プロポーズにぴったりの日は、○○の日。

続いて、人はいつプロポーズをしているのか。プロポーズに絶好のタイミングはあるのか？ということを調査してみました。「プロポーズをしたい（されたい）日はありますか」という質問に対して、一番多かった回答は「特にない」で50.3%。思い立ったが吉日という言葉もある通り、やはり心に決めたらなるべく早く実行しているのが現実のようです。

ですが、交際記念日31.8%、自分の誕生日24.7%、相手の誕生日19.4%とふたりの節目の日をプロポーズの日にしたいと思っている方も多いようです。

プロポーズするなら、付き合って半年から２年がベスト！？

長く付き合ったけど結婚しなかったという人がいる反面、出会ってすぐ結婚したという人もいる。結婚と交際期間は、長ければ良い、短いとダメといった単純なものではないようです。「プロポーズする（される）までの交際期間はどれくらいですか」という質問に対して最も多かったのが「1年以上2年未満」の22%、「半年以上1年未満」と「2年以上3年未満」が16%で同率2位となりました。3位は「半年以内」の14.9%。こうしてみると全体の50％以上が「半年から2年」の間に結婚を決意するようです。この数字、あなたは短いと思いますか？それとも長いと思いますか？

彼が"結婚"を意識する瞬間はいつ？

人は一体、どんな時に結婚＝プロポーズを意識するのでしょうか。「プロポーズ（結婚）を意識したのはどんな時ですか」という質問に対して「一緒にいて、この人しかいないと思えた」38.1%、「交際期間を経て、機が熟した」34.9%とこの２つが大半を占める結果となりました。

やはり多くの人が大切な相手を「この人しかいない」と思った上でプロポーズを決意しているようです。ただ、どういったきっかけでこの人しかいないと思ってもらえるのかが気になるところですが...。

女性が考える理想のプロポーズ

ドラマや映画はもちろん、人の話を聞いてもプロポーズは十人十色。人それぞれのようです。具体的には分からないとしても、日本人のプロポーズの傾向を探るべく「あなたの理想のプロポーズは何ですか」というアンケートを実施しました。

「非日常の空間や場所で、きちんと向き合ってされるプロポーズ」が40％を占め１位となりました。次に「日常の延長線のようなさりげないプロポーズ」が34.3%という結果に。年代別で見ると20代は非日常でのプロポーズを求める傾向が30代よりも高く、若い世代ほどプロポーズはきちんと特別な場所でしたいと思っているようです。

また、30代では非日常と日常の延長線の割合がほぼ同じなのに対し、既婚者では非日常の割合が45.3%とかなり高くなっています。これは、きちんとしたプロポーズをされたかったかも・・・と後から思う人が多いからかもしれません。やはり、プロポーズも気合いを入れて特別な場所でやったほうが安心ですね。

婚約指輪は、彼が選ぶべき？それとも、一緒に買いに行くべき？

プロポーズの時に渡すものの定番といえば婚約指輪。「プロポーズの際、指輪を彼から貰えるとしたらどのような渡され方が理想ですか」という質問に対して、最も多かったのは「彼が似合うと思って用意してくれた指輪」で30％、次点が28.3%で「後日に一緒に買いに行く」となりました。30代になると「後日派」の割合が一位となり、20代よりも現実志向となる傾向が伺えます。