指輪はどうする?プロポーズで婚約指輪をサプライズするために!

カップルにとって重要なイベントとなる「プロポーズ」。彼女が涙で感動するプロポーズにしようと、シチュエーションについてあれこれ考える男性も多くみられます。こうしたプロポーズのときに、疑問を持つ人も多いのが「婚約指輪のサプライズプレゼント」です。婚約指輪はどのように用意するのか、またどう渡せばいいのか、悩む人も少なくありません。そこで、この記事では婚約指輪の準備方法や渡し方のポイントを紹介します。

1.「プロポーズで婚約指輪」はやっぱり欲しい!

1_1_1_64966242.jpg

プロポーズという単語を聞いてイメージする人も多いのが、リングケースをパカッと開けて婚約指輪を贈る演出です。ドラマなどでもみられるこのシチュエーションに、憧れを抱く女性も多いといわれています。実際に、調査をしたところ未婚女性の7割近くが「プロポーズのときに婚約指輪を贈られたい」と回答しました。次点は「花を贈られたい」というものですが、回答は2割程度に留まっています。この結果から、女性の多くはプロポーズ時に婚約指輪をもらいたいと考えていることがわかりました。

しかし、調査結果によると、既婚者の約64%は「何も贈っていない」また「何も贈られていない」というデータがあります。婚約指輪のサプライズを望む女性が多いなか、定番演出にも関わらず実行している人が少ないのはなぜなのでしょうか。その理由には、「婚約指輪のサプライズプレゼントは実はハードルが高い」ことが挙げられます。

2.サプライズのプロポーズで婚約指輪を贈るのが難しい理由

プロポーズで婚約指輪をサプライズプレゼントするのは、なぜハードルが高いとされているのでしょうか。その理由について見ていきましょう。
1_1_2_33029926.jpg

2-1.サイズが合わないことがある

前提として、彼女にサプライズプレゼントをするためには、男性が秘密で婚約指輪を用意する必要があります。ただ、ここで大きな障害となるのが、「指輪のサイズ」の問題なのです。こっそりと婚約指輪を購入しておいたものの、いざサプライズプロポーズで渡してみると「彼女の指のサイズに合わない」というケースがあります。指輪はぴったりのサイズを選ぶ必要があるアクセサリーです。何となくの感覚で指輪を購入してしまうと、彼女の指のサイズよりも大きくて外れやすかったり、反対に小さすぎて入らなかったりするケースもあるため要注意です。一生に一度のイベントであるプロポーズだからこそ、渡す指輪のサイズ間違いは避けたいトラブルといえるでしょう。

こうしたトラブルを避けるためには、あらかじめ「彼女の指のサイズを正確に把握しておく」ことが重要です。ただ、直接彼女に指のサイズを聞いてしまうと、サプライズの計画がばれてしまう可能性が生じます。そこで、彼女に気付かれずスムーズに指のサイズを把握するために「事前にペアリングを作成する」という方法があります。ペアリング作成時に彼女の指のサイズをチェックしておけば、自然な流れで情報をゲットできるでしょう。さらに、「雑貨屋で指輪を試着してもらう」のも一案です。普段のデート中に雑貨屋に寄り、さりげなく指輪を試着してもらえば指のサイズを知ることができます。それ以外にも、「指に糸を巻かせてもらう」方法もあります。彼女が寝ているタイミングを狙えば、こっそり指のサイズを測れるでしょう。

2-2.デザインが彼女好みではないことがある

婚約指輪のデザインは非常に豊富です。人によってアクセサリーの好みは大きく異なるため、用意した指輪のデザインが「彼女好みではない」可能性もあります。このようなデザイン選びが難しいことも、サプライズのハードルが高いとされる理由の一つです。プラチナとゴールドのどちらにするのか、またシンプルなものと華やかなもののどちらがいいのかなど、無限ともいえる選択肢があります。また、ダイヤモンドの大きさも重要な問題といえるでしょう。

デザイン選びに悩んだ場合は、アクセサリーショップのスタッフに相談する手もあります。しかし、スタッフは実際の彼女を知らず、好みを把握できているわけではないことを頭に入れておく必要があるでしょう。デザイン選びに失敗しないためには、やはり自分の目でよく観察して「彼女のアクセサリーの好みを把握しておく」ことが求められます。普段デート中に身につけているアクセサリーの素材やデザインを注意深く観察しましょう。また、ショッピング中に手に取ったアクセサリーなども、好みを知るための大きなヒントになります。

3.サプライズなら「プロポーズリング」がおすすめ

サイズやデザインの好みなどの観点から、サプライズプロポーズで婚約指輪を贈ることは難しいと考える男性もいるかもしれません。こうした悩みを解決してくれるアイテムとして、人気を集めているのが「プロポーズリング」です。プロポーズリングとは、その名前の通りプロポーズをするときに贈る指輪のことです。指輪にはダイヤモンドがついていますがリングはシンプルなもので、あとで交換できる仕組みになっています。実際のリングはあとで彼女の好みに合わせて選び、プロポーズリングはふたりの大切な想い出として手元に保管しておくケースが多い傾向となっています。なかには、ネックレスとして普段から身につける人もいます。

プロポーズリングはサプライズで渡す指輪としての役割と、彼女にぴったりのデザイン・サイズを選ぶための解決策として高い注目を集めています。婚約指輪のデザインやサイズ選びのミスを起こすことなく、スマートにサプライズプロポーズを実現できるのが魅力です。

4.サプライズで婚約指輪を渡すおすすめシチュエーション

1_1_3_48255190.jpg

サプライズで婚約指輪を渡すと決めたものの、「シチュエーションはどうしよう」と悩むケースも多いものです。プロポーズにおすすめのシチュエーションは数多くありますが、なかでもおすすめなのは「高級レストランでのサプライズプレゼント」です。食事が終わり、デザートのタイミングでスタッフに婚約指輪を持ってきてもらうと彼女を驚かせることができます。また、花束をプレゼントして、そのなかにこっそりと指輪の箱を忍ばせておくのもおすすめです。思いがけない演出に、彼女も感激するでしょう。

そのほかにも、「本格的なチャペル」「夜景が見える場所」「砂浜」なども、ロマンティックな雰囲気を味わえるおすすめのシチュエーションです。また、邪魔が入らない「自宅」もプロポーズに向いています。ふたりの想い出の場所があれば、そこでプロポーズするのも良いでしょう。

5.サプライズプロポーズを成功させるために

サプライズプロポーズを成功させるためには、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、ポイントとなるのは「彼女の性格に合わせた演出を考える」ことです。たとえば、目立つことが苦手な彼女の場合、人目をひくような派手なプロポーズは避けたほうが無難です。派手な演出をした場合、人目が気になってプロポーズを喜ぶ気持ちに集中できない可能性があります。このような場合は、「ふたりきりになれる場所を選ぶ」などの気配りが必要です。自宅など、ふたりだけの空間でサプライズプロポーズをすると良いでしょう。

また、「段取りをきちんと考えておく」ことも重要なポイントとなります。段取りが悪いとサプライズが彼女にばれたり、計画通りに進まず焦ってしまったりするおそれがあります。プロポーズは予定通りに進むとは限りません。不測の事態までしっかりと考慮し、プロポーズプランを練りましょう。また、想定通りに進めることばかり考えると、デート中にうわの空になったり、いざプロポーズをするときに言うことを忘れたりする原因につながります。せっかく気持ちを込めたプロポーズも、肩の力を入れすぎると本来の自分の魅力を伝えにくくなります。背伸びしすぎず、自分らしい演出でプロポーズしましょう。

婚約指輪はやっぱりハズしたくない!

一生に一度のプロポーズだからこそ、演出に妥協せず「婚約指輪のサプライズプレゼント」をしたい男性は多いものです。プロポーズリングを使って、スマートに彼女が喜ぶプロポーズを実現させましょう。