プロポーズは言葉でしっかり伝えてほしい! 女性が望む「ちゃんとした」プロポーズってどんなもの?

平成が終わり、令和の時代がスタートしました。新しい時代の幕開けとともに、結婚を決意した人も多いのでは?

結婚を決意したなら、次のステップは「プロポーズ」です。どんなシチュエーションで、どんな言葉で気持ちを伝えたらいいか、迷いますよね。「なんとなく」「流れで」プロポーズしてもいいかな?と考える男性が多い一方で、女性は「ちゃんとした」プロポーズをしてほしい、と望んでいる人がほとんど。プロポーズは男女によってとらえ方に違いがあるようです。でも、女性が望む「ちゃんと」ってどんなもの? 具体的に解説してみたいと思います。

女性は「はっきりプロポーズされたい」と願っている

アニヴェルセル総研が300人の既婚男性に実施したアンケートによると、「しっかり準備してプロポーズを伝えた」と答えた人が43%、「なんとなく言葉で伝えてプロポーズした(プロポーズをしなかった)」と答えた人が57%という結果に。

それに対して、77.4%の女性が「はっきりプロポーズされたかった」と答えています。また、「はっきりプロポーズされたかった」と回答した既婚女性の方に「いま改めてプロポーズされたら嬉しいですか?」と質問したところ、45.2%の既婚女性の方が「嬉しい」と答えています。

一生に一度の大切な瞬間だからこそ、女性はプロポーズの想い出を大切にしたいと思っています。だから、はっきりとプロポーズをしてもらったという意識がないと、結婚後もずっとモヤモヤしてしまうのです。

男性がプロポーズを決意するきっかけとは

男性がプロポーズを決意するきっかけは、「交際期間が長く続いた」「結婚を考える年齢になった」など交際期間や年齢が挙げられます。彼女との付き合いが長くなると、「そろそろ結婚しようか」と考える男性も少なくありません。出産や子育ての時期などを逆算して、プロポーズをする男性も多いようです。また、仕事が軌道に乗り始めて、収入も安定すると気持ちにも自信と余裕が生まれます。そうなると、次の人生の目標として、「彼女と結婚して幸せな家庭を築こう」と考えるようになります。

そして、身近な人から影響を受けて、結婚を強く意識するケースもあります。例えば、知人の結婚式に参加することで、結婚がリアルにイメージでき、それがプロポーズのきっかけとなるのです。ほかにも、「子供ができたから」「彼女の結婚願望を強く感じたから」という理由でプロポーズする男性もいます。最近では、授かり婚も一般的になりつつあり、自分の子供ができたことが、結婚する良いきっかけになることも多いです。

特にプロポーズをしようと考えていなくても、彼女から「結婚したい」とアピールされることもあります。彼女からアピールされると、「待たせるわけにはいけない」とプレッシャーに感じ、結婚に踏み出す男性もいるのです。

「結婚してください」が王道。シンプルな言葉で伝えよう

はっきりとプロポーズされた、と女性が実感できるポイントの一つは、プロポーズの「言葉」です。プロポーズでもらった彼からの言葉は、女性にとっては一生の宝物になります。

では、具体的にどんな言葉で伝えるのがいいのでしょうか。

アニヴェルセルが未婚の男女に実施したアンケートで「どんな言葉でプロポーズされたい(したい)ですか?」と質問したところ、男女ともに「ストレートに"結婚してください"系」と答えた人が70%に上りました。

また、既婚男性に「あなたのプロポーズの言葉を教えてください」と聞いたところ、「結婚してください」と答えた人が46%、「結婚してください+α」と答えた人が31%でした。

7割以上の人が、シンプルに、そしてハッキリと結婚の意志を伝えていることが分かります。

プロポーズの言葉は、「結婚してください」とシンプルなものがベスト。そして、できればそこにふたりらしい言葉を何かひとつ加えて、より彩りのあるプロポーズの言葉を伝えてみませんか?

アンケートの回答にあった、「+α」の言葉をいくつか紹介しておきましょう。

「一生に一度の言葉をあなたに伝えます。結婚してください」
「ほんまに愛してるで。結婚してください」
「楽しい家庭を一緒につくりましょう。結婚してください」
「結婚してください。これからずっと大切にします」
「一生幸せにします。結婚してください」
「大好きです。結婚してください」

なかなか他人のリアルなプロポーズの言葉は、聞く機会がないものです。アニヴェルセルの「みんなのプロポーズ」では、経験者のプロポーズの言葉を紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

https://propose.anniversaire.co.jp/experience/list_phrase/

真剣さと誠実さが伝わるシチュエーションを選んで

プロポーズのシチュエーションも、もう一つの重要なポイントです。「ちゃんとした」感じが伝わるためのキーワードは「非日常感」です。いつもの延長で何となくではなく、いつもとは違うシチュエーションを作ることで、はっきりとプロポーズしてもらえた、と実感することができるのです。

そのために、避けたいのは、賑やかすぎる場面や、冗談だと思われてしまうシチュエーション。例えば、知り合い同士が集まる賑やかな飲み会で「結婚しようか」などと言っても、彼女としては冗談なのか、あるいは酔った勢いなのかと思ってスルーしてしまう可能性が大。結婚したいという気持ちが本気であれば、真剣さと誠実さを演出してくれるようなシチュエーションを考えることが重要です。

真剣な気持ちが伝わるシチュエーションとして、まずはプロポーズの言葉がしっかり聞き取れる環境であること。そして、誰かに邪魔されず、ふたりが真剣に向き合える場所であることは抑えておきましょう。

男性からのプロポーズを引き出すためにできること

「結婚したいと考えているけど、彼氏からなかなかプロポーズされない」と悩んでいる女性も少なくありません。そういったときは、女性から彼氏からのプロポーズを引き出すことも考えましょう。彼氏からのプロポーズを引き出したいときは、さりげなく背中を押すイメージを持つことが大切です。例えば、彼にいつも以上にやさしく接したり、手料理を振る舞ったりすれば相手も結婚を意識しやすくなります。彼の支えになることで、「これからも一緒に過ごしたい」と思ってもらえるでしょう。

また、彼にとって理想的な奥さんのイメージ像があるなら、その理想に近づく努力をしてみるのもいいかもしれません。ほかにも、相手の両親と仲良くなる方法もあります。周りに気に入ってもらうことで、周囲の人達から彼氏に対して結婚を強く押してもらえるケースもあります。あとは、さりげなく言葉で伝えるのもいいでしょう。例えば、「結婚」というキーワードは使わず、「そろそろ一緒に住みたい」「一人暮らしをやめたい」「特別な指輪が欲しい」など相手に結婚を意識させるようなセリフを考えてみましょう。そのセリフを聞いた彼氏は、「この子は結婚したいのだな」と察することができるでしょう。

プロポーズされたい女性が気を付けるべきこと

彼氏からのプロポーズを引き出す際には、結婚を急かすような発言は男性にプレッシャーを与えて逆効果になるため、避けましょう。例えば、「結婚はまだ?」「結婚指輪が欲しい」「子供を産みたい」など言葉で直接的にアプローチしてしまうと、相手がプレッシャーを感じてしまいます。以前付き合っていた男性と比較したり、人格を否定したりする発言もNGです。そういった発言が、関係悪化につながる可能性があり、最悪別れるといったこともなりかねません。また、稼ぎに関する発言も、男性の収入をあてにしているような印象を与えてしまうため良くありません。例えば、「仕事はこの先も大丈夫?」「収入ってどれくらいなの?」と踏み込んだ発言は控えましょう。

男性も、「仕事や収入などが落ち着いてから結婚したい」など自分でもプロポーズのタイミングを考えている可能性も高いです。男性の考えや気持ちも尊重しながら、女性はさりげなくアピールすることが大切です。

女性からの逆プロポーズも一つの選択肢

自分からプロポーズできない内気な男性もなかにはいます。その場合、時間だけが過ぎるだけで、結婚にたどり着くまで時間がかかってしまい、不安だけが募ることなります。また、逆プロポーズされたいという男子もいます。そういったケースでは、無言でプレッシャーを与えるよりも、女性から積極的に行動し、素直に「結婚したい」と伝えるのもひとつの方法です。実際には男性からプロポーズすることが多いのが現状です。しかし、現代において草食系男子が増えつつあるなかで、「プロポーズは男性からして当たり前」という暗黙のルールは崩れつつあります。自分から背中を押すことで、改めて彼氏からプロポーズしてもらえるかもしれません。

しかし、プロポーズのプランニングが苦手そうな彼氏がいても、女性側からプロポーズするのは抵抗を感じる人もいるでしょう。そのような人は、「チャペル」「レストラン」「夜景が見える場所」など理想のプロポーズの場所やシチュエーションのヒントをこちらから伝えてあげることで、彼氏からのプロポーズを促せる可能性もあります。ヒントを伝えてあげることで、彼氏もプロポーズのイメージがしやすくなり、素敵な演出を考えてくれるでしょう。

アニヴェルセルのチャペルでロマンティックなプロポーズを

そうは言っても、男性はムードを重視した場所選びが苦手なもの。知り合いに聞くのも、何となく恥ずかしいですよね。

そんな悩みに対して相談に応じてくれるのがアニヴェルセルの"プロポーズプランナー"です。結婚式場を運営するアニヴェルセルでは、プロポーズ専門のプランナーが、あなたの希望や彼女の好みから最適なプロポーズを提案してくれます。

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

過去記事:なぜプロポーズプランナーに頼んだの?魅力はプランナーの提案や、段取りの良さ

美しい夜景や星空の庭園で親密な時間を過ごせるプランや、女性が憧れるチャペルを贅沢に貸し切って行うプランなどさまざま。あなたが前もって"ちゃんと"準備してくれていた喜びも加わって、結婚したい気持ちが彼女にしっかり伝わるはずです。プロポーズプランナーが、あなたの一世一代のプロポーズを全力で応援してくれます。

トランジットデザイン編集部

トランジットデザイン編集部

「もっとつながる」をコンセプトに、エンタメ、暮らし、ブライダル、HRなど、さまざまメディアのプロデュースとコンテンツの企画/制作をしています。