新婚女性3名に「プロポーズに関する本音」を聞いたら知らない世界に足が震えた【PR】
※この記事はプロポーズプランナーの提供でお届けします
人生の大勝負、プロポーズ。
でも、プロポーズ、難しくないですか? 最近ではプロが結婚式場でのプロポーズを提案してくれるサービス、「プロポーズプランナー」まで登場しました。
結婚自体、してもしなくてもいいこの時代ですが、いざ結婚するとなると、きちんとけじめをつける意味でも、言葉でしっかり伝えてもらいたいと思うのが恋人ではないでしょうか(いやヌルっと結婚するのもいいじゃんと言われたらこの記事はそこで終了してしまうのです。どうかプロポーズの話を僕にさせてください)
ということで、今回は2018年に結婚したばかりの女性3名にお越しいただき、プロポーズについての本音を聞いてみました!
【話を聞いた人】
(写真・右)のぞみさん(32歳): 2018年3月に結婚。プロポーズされたのは、2017年のクリスマス。広告代理店勤務。
(写真・中央)あいさん(31歳):2018年 9月に結婚。プロポーズされたのは、2017年10月。歯科医師。
(写真・左)ともこさん(30歳):2018年3月に結婚。プロポーズされたのは、2017年12月のクリスマス前。食品会社の事務。
「出逢ったその日にプロポーズされました」
――「これから結婚するぞ!」と意気込んでいる方や「プロポーズどうしよう」と悩む方に向けて、みなさんのプロポーズの思い出などを届けたいと思っています。よろしくお願いします!
3人:お願いします!
――まずはみなさんがどんなプロポーズをされたのか、もしくはしたのか、お聞かせください。
のぞみ:クリスマス当日にプロポーズされたんですけど、私、誕生日が12月25日なんです。
―― おお! 記念日にするにはピッタリすぎますね!
のぞみ:たぶんプロポーズされるかなと思っていたんですけど(笑)、その日、代官山や恵比寿のおしゃれスポットに行って、そのままきちんとしたお店でディナーもしたのに、それらを全部スルーしてプロポーズなく、同棲中の家に帰ったんです。
――え、まさかのスルーですか......?
のぞみ:私も「あ、ここでされないのか。じゃあ、もうダメか」と思って、ベッドに入って半泣きになっていたら、寝る直前に、布団の中で「結婚してください」と言ってもらえました。
――ああ、よかった。でも、そのタイミングだったんですね。
のぞみ:私も、それなりに気合いを入れた格好で出かけていたので、帰って化粧も落としてパジャマの状態で言われるとは思わなかったです。
――確かに。せっかくなら少しは綺麗な格好していたいかも。
――あいさんはどんなプロポーズをされたんですか?
あい:うち、ちょっとおかしくって......。付き合ったその日に「え、結婚するでしょ?」って言われて、指輪のサイズを聞かれました。
―― えー! そんなことあります!?
あい:「は?」って私も言いました(笑)。でも、そのまま徐々に準備して、1年後には本当に結婚してました。
あい:いや、私、もともと「独身貴族バンザイ!」みたいなタイプで、結婚とかほんと興味なくて。母と隣同士でマンションを買ったばかりだったんですよ。一人で住むのにはちょっと広いかな、くらいの大きさの部屋を。
――ほおほお。
あい:で、彼と出会ったのは飲み会だったんですけど、飲んでしばらくしたら「きみ面白いね! 彼氏いるの? 俺どう?」みたくグイグイとアプローチされたんです。
――素敵じゃないですか、積極的な男性!
あい:今考えればチャラいです (笑)。でも飲みの席だし、私も調子に乗って「今から私が言う条件全部クリアできればいいよ」みたいなことを言ったんです
―― おお、その条件って、なんですか?
あい:
①「私が家を買っているので、その家に入ること」
②「隣の家の母とうまくやれること」
―― えらく現実的だ......(笑)
あい:「もともと仕事がすごく好きなので、出産もそんなに考えていないけど、それでもいい?」とか、いろいろ確認しました。
―― じゃあもう「お付き合いする条件=結婚する条件」みたいな感じだったんですね。
あい:そうですね。あと、彼はヘビースモーカーだったんですけど、私煙草がすごく嫌いで。「煙草やめるならいいよ」って言ったら、次会ったとき本当にやめていたんですよ。
―― めちゃくちゃかっこいい~! そんなに好きだったんですね。
あい:「煙草やめたんだから、付き合ってくれるよね?」みたいな感じで言われて、「いや、やめたって言ってもまだ一週間程度じゃん」とか返して。でも、私も彼氏はいないし、おもしろかったから、「そんな今すぐ結婚しますとは言えませんけど、付き合います」って言って、付き合い始めました。
――いいなあ......。でも、改めてプロポーズはなかったんですか?
あい:それが、クリスマスに「タダでオマール海老が食べられるらしいよ!」っていきなり言われて、なんとなくついていったら、結婚式場の下見だったんです (笑)
―― 確かにタダですもんね(笑)。営業力がはんぱない。
ともこさんは、どんなプロポーズでしたか? 去年の12月ですよね?
ともこ:相手が当時38歳だったんですけど、向こうがかなり結婚に焦っていて。その人とはお見合い相談所がきっかけで出会って、3回目くらいのデートでもう「結婚しましょう」みたいな話になりました。
――これまたかなりスピーディーですね?
ともこ:お見合い相談所の仕組みで、出会ってから3ヶ月以内に結婚するかしないか決めるっていうルールがあるんです。その間は何人かと同時進行させて、比較検討していいんですけど、3ヶ月後にはそのうちの一人を選ばなきゃいけなかったんです。
――お相手の方は、何をされている方なんですか?
ともこ:外科医ですね。
――はちゃめちゃステータス高いじゃないですか!
ともこ:いや、でも典型的な理系男子で、虚弱体質なので......。
――(外科医で虚弱体質とは......?)
それで、プロポーズはどこでされたんですか?
ともこ:12月の頭に「僕は結婚を考えているので」っていきなり言われて。でも、プロポーズって、それなりに儀式があるじゃないですか。指輪か贈り物があったり......。
―― うんうん。
ともこ:何もないのはちょっと後悔するなと思って、「プロポーズなら、そういう儀式的なものがほしい」って言ったんです。そしたら「そうですよね......やらなきゃだめですか......」って言われて(笑)。
――分かる。やりたくない気持ちも、やりたい気持ちも、分かる。
ともこ:で、何か用意してほしいって伝えたら、「クリスマスは予約がいっぱいだし、高くなるし」って言われて、クリスマスの前に神楽坂のレストランに行きました。
―― 医者とは思えない金銭感覚に驚きましたけど素敵です。
ともこ:レストランって言っていたので三ッ星とか一ッ星を想像していたら、アラサー女子が女子会で使うような感じの気軽なレストランだったです。でも、デザートのプレートに「これからもずっと一緒にいてください」って書いてあって。
――オーソドックスだけどいい! グッときます。
理想のプロポーズも人それぞれ
――3人ともプロポーズされた側だったわけですが、「もっとこうして欲しかった!」とか「友達はこういうプロポーズだったらしくて羨ましい!」みたいな感情はなかったですか?
のぞみ:友達の話で「あ~いいなあ」って思ったのは、サプライズで出された指輪の箱を開けたら、「指輪を一緒に買いに行きましょう」って書かれた紙が入ってたってやつ。
あい: あーかっこいい~!
――なるほど。指輪のサイズもデザインの好みも、ピッタリ当てるのは難しいですもんね。
のぞみ: そうそう。別の人に聞いたら、最初からネックレスを買ったって人もいました。
ともこ:あー、指輪ではなくね。
あい: あとは、「ジョエル・ロブション」でプロポーズですよね。
―― ジョエル・ロブション? 必殺技ですか??
あい: 恵比寿にある三階建てのレストランです。フロアごとで三ッ星、二ッ星とランクが違うんですよ。3ヶ月くらい予約待ちになってます。
ともこ:行ったことない。いいなあ。
あい: ジョエル・ロブションで食事して、最後にデザートのケーキと一緒に指輪が入った箱が運ばれてくるっていうのが典型でしょ?
ともこ: すっごい儀式っぽくていい。
―― ともこさんのその「儀式」って言い方なんなんですか?
あい: どっちかというと「女子っぽい男子」の方が、サプライズにも気合いを入れますよね。
ともこ: うんうん、しかも上手な気がする。
あい: すっごい女子っぽい男子の友達は、普通にディナー食べながら「結婚してください」って言ったあとに、お店の前で彼女に向けて跪いて、指輪の箱をパカって開けて、そのシーンをわざわざスタッフの人に撮ってもらってました。
――すごい気合の入れようだ。
のぞみ:でも大概の女子って誕生日とか付き合った日とかのイベントに合わせてプロポーズが来ると思っていそうだから、本当に何もない日、ド平日にやったら一番サプライズが成功しそうですよね。
あい:あー確かに。すごいサプライズになりますよね。誕生日とかクリスマスだと向こうも「そろそろ2年目だし......」てハードル上げちゃうし、本当にサプライズしたいならイベントの日は全部外して平日プロポーズするのが正解かも。
―― 不意打ちの1日、確かに効果ありそうですねえ。
あい: しかも、「実は2人の誕生日の真ん中なんだよ」とかあったらなおさら。
ともこ:あーそれすごい! 何でもなさすぎる平日より、実はこじつけでも意味がある日の方が素敵ですね。
のぞみ: まあ、「本当にサプライズしたいなら」ですけどね。
――冷静だ......。
「サプライズでもらった指輪の値段、調べます」
――サプライズって、フラッシュモブが話題になり始めたくらいから「実は賛否両論」って空気が顕在化してきたと思うんですけど、みなさんはどうお考えですか?
あい:たとえば、いつも通りカジュアルな格好でデートに向かったのに、完全サプライズでジョエル・ロブションに連れて行かれるってなったら、「いやーだったらオシャレしたかったわー」ってなると思うんですよね。
のぞみ:あー、なりそう。
――え、そこ、そんなに大事なんですか? サプライズの内容が良ければそれでOKじゃないです??
あい・のぞみ:それ、舐めてますよ。
――すみません。
のぞみ:さすがにプロポーズだったら本人もそのときの格好を気にしますし、場所がどこか伝えるか、せめてドレスコードを教えてあげるかしないと、演出が完璧だとしても女の子本人が「何で今日これ着てきちゃったんだろう」ってテンションだだ下りだと思います。
――そんなにですか。
あい:あんまりひどい格好してたら、写真にも映りにくいじゃないですか。
のぞみ:私なんて寝る直前にプロポーズだから、パジャマ・すっぴんって状況で、写真も何も選択肢になかったですし。意外と本人の格好って大事。
――あと、指輪をサプライズでもらったとき、自分の好きなデザインじゃないものだったら、という不安もあると思うんですけど。
ともこ :あー、若いうちはもらえたら何でもいい!ってなりそうですけど、年齢を重ねると「え、デザインやブランド自分で決めたい」ってリアルな方向にいきそうですよね。
――なんかつらい。
あい: 逆に20代前半くらいは箱パカに憧れてそうですよね。
のぞみ:分かる。そうですね。
――すみません、箱パカって、何ですか......?
あい:サプライズで用意した指輪の箱をパカっと開けてプロポーズするやつです。
――そんな略語が当たり前に通るの、すごい世界だな。
あい: 若い頃に結婚した人、だいたい箱パカ的なサプライズやってもらってません? 私の周りで24〜5歳で結婚した子は、みんなグアムとかの海外で箱パカだった。
のぞみ: 夢見がちなシチュエーションをちゃんと準備してやるんでしょうね。でも30歳くらいになると、今度は指輪自体のデザインや価格にうるさくなるんですよ。
――こわ。価格は、安いとダメって感じですか?
あい:年齢重ねると結婚への憧れも薄くなって、どっちかっていうとその後の生活のことを考えちゃうと思うんですよね。だから「え!指輪にこんなにお金をかけたの?!」ってなりかねない。
のぞみ: 「バカなんじゃないの、返してきなさい」ってなるかもしれない。「だって今からまだお金かかるんだよ!」みたいな。
―― 急にお母さんみたいになっちゃった(笑)。
あい: きっとそういう人いますよね。たぶん私たちのことですけど。
のぞみ:でも、「一緒に選びに行こう」ってなったときのデメリットは、相手の予算を大幅に超える可能性があるってことですよね。
―― それもめちゃくちゃ怖いな。
あい: 相手側も事前に予算感とか伝えなきゃいけないですけど、わざわざ「何十万以内におさめて」とか言われるのも嫌だなあ。
――あげる側のプライドズタズタになりそうですね、それ。
あい: きっと「今日ごちそうしてあげるよ」って言ったときに「いいよいいよ払うよ!」って無理にでもお金を出してくる人には、気を使わせないためにもサプライズで渡した方がいいんでしょうね。
―― おー! おもしろい。
ともこ: 指輪を売っているお店に連れて行くと「こんなに高いの悪いよ!」って遠慮しちゃう人がいっぱいいると思うんです。でもレストランとかでも財布出さずに「え~ありがとう! ごちそうさま!」って言える人は、割とどんなお店に連れて行っても「これがかわいい!」って素直に言うかもしれない。普段の金銭感覚と似通ってくると思うんですよね。
―― それをちゃんと観察しろってことですね。勉強になります。
――ちなみに、サプライズでプレゼントされた指輪があったら、みなさん金額調べますか?
のぞみ:調べるかなあ......。
あい:調べます......。
ともこ:調べますねえ......。
――こっわ。
のぞみ:いや、調べて何をするってわけじゃないんです。ただ、なんとなく気になる(笑)
――それ、女子会で共有したりしません?
あい:金額で比較するとマウンティングになるから、たぶん、高かったらしない。
のぞみ、ともこ:うんうん。
――安かったら?
3人:笑い話としてはするかも(笑)。
――なんかもう帰りたい。
あい:あくまでもこの3人がそうだっただけですからね。もっとそういうことしない女性もたくさんいます(笑)。
サプライズを喜ぶ人かどうかの見分け方
――時間もそろそろなので、最後に聞かせてください。プロポーズをさり気なく済ますか、盛大にやるべきか、する側は悩むと思うんですよ。された側から見て、「盛大なプロポーズが好きな人かどうかの見抜き方」ってありませんか?
のぞみ: ああー、「イベント事にお金をかけたい人かどうか」を普段から見ていればいいんじゃないですか?
あい: 確かに。誕生日やクリスマスはきちんとしたレストランに連れて行ってほしいタイプの人なのか、家でゆっくりケーキでも買って食べようよっていうキャラの子なのか、で大きく望むものが違う気がする。
―― なるほどー。
あい: あとは服のセンスとかかな。わかりやすく赤文字系のファッション誌(主に JJ、ViVi、CanCamなど20代女性向けファッション誌を指す)に載っていそうな格好をしていたら、多くの子は「これが一番人気!」って指輪を買うと喜ぶかもしれないですけど、パンクだぜ! みたいな女子にそんなの買って行ったところで「私つけないよ!」ってなるじゃないですか。
―― 相手次第ってことですね。
のぞみ:そう。「私のこと分かってないじゃない!」ってなったら、プロポーズ成功失敗というよりかは、別れる別れないって話になりかねない。
―― どんどん怖い。
あい: だから、やっぱりプロポーズはちゃんと彼女を見ているかどうかですかね。「この人、私のこと分かってない!」って結論に至らないように、普段から相手が何を欲しているのかを観察することが大事だと思いました!
――勉強になりました。ありがとうございました!!!
おわりに
こうしてプロポーズに関する座談会は終わりました。
おそらくですが、今回出てきたエピソードを聞いて「いや、私/俺の方がもっとひどかった!」とか、「私/俺なんてこーんなことしたもんね!」と、不幸自慢やハッピーマウンティングをしたくなる方もたくさんいたかと思います。
しかし、話を聞いていて思ったのは、やはり「王道のプロポーズ」はあっても、「正解のプロポーズ」はない、という当たり前の事実なんですね。する側、される側のキャラクターや相性もあると思いますし、多少の背伸びはあったとしても、ふたりに合った方法で結婚に至るのがベストなのだと感じました。
それでもプロポーズに不安があるなら
「いや、でもやっぱりプロポーズって緊張するし、難しいよね......」とお困りの皆さんは、プロに相談して一歩を踏み出してみるのもアリです。プロポーズプランナーなら、チャペルを使った特別感のあるプロポーズプランを用意しているそうです。「いよいよ困った!」と思われた方、この機会に参考にしてみてください!
それでは、これからプロポーズや結婚を考えているみなさん。
どんなかたちになったとしても、おふたりがそれぞれ幸せでありますように、応援しています!
カツセマサヒコ
自営業。1986年東京生まれ。編集プロダクションでのライター・編集経験を経て、2017年4月に独立。取材記事や小説、エッセイの執筆・編集を主な領域としつつ、PR企画やメディア出演など活躍の場は多岐に渡る。特に20代女性に向けたコンテンツに定評があり、SNSで話題に。