心を込めて伝えた108本の赤いバラの花言葉の意味。

 2015年12月25日、僕たちは付き合って4年の記念日を迎えました。記念日のお祝いには毎年旅行をしていたのですが、昨年は沖縄に行きました。記念日にプロポーズをすると決めていた僕は、事前にホテル、レストランのスタッフの方とプロポーズに向けた打ち合わせをしていました。沖縄出発の日からプロポーズのシュミレーションで頭がいっぱいになっていた僕は、緊張でプロポーズすることが彼女にバレないように冷静を保ちながら沖縄観光を楽しみました。その後、予約していたホテルに向かいました。

 夜になりレストランで夕食を食べながらふたりで初めて訪れた沖縄の話で盛り上がる中、打ち合わせ通りスタッフの方に呼び出してもらい、夕食の席を退席しました。そこで、用意していたスーツに着替え108本の赤いバラの花束を持ち彼女が待つ席へと向かいました。僕に気づいた彼女は驚きながらも涙をポロポロと流していました。レストラン内の他のお客さんの視線を浴びながら、彼女に席の前に立ってもらいました。向かい合って立っている彼女に「108本の赤いバラの花言葉って知ってる?」と聞くと、彼女は「何?」と聞きます。教えてあげると言いながら僕はその場にひざまずき、「結婚して下さい」と花言葉を教えると同時にプロポーズしました。彼女は泣きながらも「うん」と言ってくれて花束を受け取ってくれました。そして、彼女の左手の薬指に指輪をはめた時には、僕も泣いていました。スタッフの方々の力も借りて最高のプロポーズが出来ました。

Tatsuさん (20代・男性)

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