「一度でいいから泊まってみたい」そう話していました。

 ホテルのランチビュッフェに彼と行きました。そのホテルの高層階でランチをしながら「夜は夜景が綺麗だろうなぁ。こんな所一度でいいから泊まってみたい」と、なんとなく話をしていました。ランチ後、ふたりの好きな歌手のライブに行き、終わって宿泊予定のビジネスホテルに向かっていたのですが、着いたホテルは今日ランチをした高級ホテル。

 彼が案内してくれた部屋に着くと、ふたりの好きな歌手のBGMがかかり昼間見たいと言っていた夜景がそこには広がっていました。私が驚いている中、花束と指輪と手紙を出して「君といると楽しいことは2倍、辛いことは半分になります。これからもずっと一緒にいよう。僕と結婚してください」とプロポーズしてくれました。普段サプライズが苦手で嘘が下手な彼なので、この日は本当に驚きましたが、すごく幸せでした。

あーこさん (20代・女性)

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