激怒を感動に変えた、思いの詰まった言葉とプレゼント。

 付き合って1年。そろそろプロポーズあるかなーと思いながらやきもき。でもなかなか予定があわず、会えない日々を過ごしていました。

 その日はもともと夜桜を見に行こうと約束してた日。でも「数日前にその日は予定を入れた」と言われ、私は激怒し、3日間連絡を取っていない状態でした。当日になり、彼から「夜桜見に行く気になんかなれないよね?」と言われ、このままではどうしようもないと、直接会うことになりました。私は別れも視野に入れ、2時間のお説教。向こうもさすがに反省した様子なので許し、夜桜をみにいくことになりました。

 お城に夜桜を見に行き、お城の周りを散歩しようってことに。喧嘩後で空気は悪く、会話は一切なし。そんな中人気のないところにブランコがあって乗ることになりました。その頃には「懐かしいなぁ」なんて会話も弾むようになっていました。

 その後、お城の光に照らされた1本桜の木、その下で「付き合って1年たったけど、僕と結婚して下さい」とプロポーズされました。喧嘩後だったから「このタイミングで!?」ってびっくりしたけど、「はい」って返答。

 そして、車に戻った時、手のひらサイズの黒い犬のぬいぐるみをプレゼントしてくれました。でもそのぬいぐるみの右足には包帯が。「ケガしとるねん」と言われたから気になって外すと、そこには彼の名字の印鑑が。「僕の名字になって欲しいなって思って」と再びプロポーズ。びっくりと感動で胸がいっぱいになりました。

すーちゃんさん (20代・女性)

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