大切なキューピッド夫婦が分けてくれた幸せな時間。

 私たちにはキューピッドになってくれた友だちカップルがいました。そのふたりが結婚することになり、結婚式に招待されました。彼は新郎の大学の友だち、私は新婦の高校の友だちの席で、ふたりの晴れ姿に感動していました。

 結婚式も中盤。デザートバイキングを楽しんでいると司会の方が「もうひと組幸せになってもらいたいカップルがいるということで、どなたでしょうか?」と言い、新郎新婦が私たちの名前を言いました。何がなんだかわからない私のもとに新郎新婦のふたりが階段の踊り場に立っている彼のもとへエスコートしてくれました。周りが「キャー! ステキー!」など言ってるのが聞こえました。彼のもとまでたどり着くと「今まで僕を支えてくれてありがとうございます。これからも僕を支え続けてください」と言い、彼の言葉がつまりました。そうすると会場から「がんばれー!」などの声援が聞こえました。そのあと婚約指輪のケースが出てきて彼が跪いて「結婚してください!!」と言われました。このドラマのような展開に夢なんじゃないかと思いましたが「はい」と返事をして受けとりました。

 周りの友だちや会場にいた人が涙していたり、「おめでとう!」という声をたくさんかけてもらいました。大好きなふたりの結婚式で幸せな時間を分けてもらいとてもうれしくそして感謝しています。後から話を聞くと私に秘密で、3人でプロポーズ大作戦を企画していたそうです。友だち夫婦はキューピッドだけでなく私たちをスムーズに結婚まで導いてくれました。ふたりには貴重な結婚式の時間を分けてくれたことに感謝し、彼の公開プロポーズの勇気に感謝しています。今でも当時の写真や動画を見返すと幸せな思いがあふれてきます。

ayunさん (20代・女性)

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