寒さを吹き飛ばしたギターと歌で伝えた想い。
彼女の誕生日に間に合うように、半年前から毎週日曜日に友人にギターを教えてもらいながら、せっせと練習していました。ギターは高校時代にちょっと触ったっきりで、全くできませんでした。彼女は必ず日曜日が休みというわけではなく、バレないようにこそこそとプロポーズ曲の練習をしていました(笑)。
そして、プロポーズ当日。その日は彼女の誕生日でしたが、ふたりとも仕事で会うのは夜中でした。ギターを車のトランクに入れて会いに行きました。その日はとても寒かったのですが、なんとか外でギターを弾きながらサプライズプロポーズをしたい! との想いで「夜景でも見に行く? あの告白した公園覚えてる? 久しぶりに行ってみない?」などと言葉巧みに誘おうとしたのですが、彼女は「それよりもご飯食べに行こう」とか「外はさぶい!」など(笑)。早く暖かいところに行きたいと思っていたようで、全く作戦はうまくいかず。
「どうしても告白した公園に行きたい!」と半ば強引に車で向かい、無理やり告白したベンチへ行きました。告白の時の思い出話を少しして、「ちょっと待ってて! 誕生日やからプレゼント、プレゼント」と言いギターを担いで戻り、ギターを弾き歌い始めました。彼女はとても驚いていました!
バンザーイ! かおりを好きでよかった
付き合って 最初のデートは迷いに迷った海遊館
親への挨拶 夏祭り いろんなところに出かけたね
ディズニーランドにUSJ
ケンカでマーちゃん謝って かおりは全然謝らなーい
ガンコでおれない性格は 本当は優しく心配性
このままずーっとずーっと 一緒にいたい!
結婚して 家族になろう!
こんなマーちゃんでもいいかーい?
数秒たって、彼女が泣きながら「はぃ」と言ってくれました。
バンザーイ!かおりを幸せにするよー このままずーっとずーっと、守っていくーよー
歌の前半から彼女は涙を流し、それをみて自分も涙をしながら歌い続けました。歌い終えた後、ダイヤの指輪を渡しました。
告白した公園でプロポーズも成功しました! 最初は寒いので外に出るのも嫌だと言っていた彼女でしたがサプライズの感動と涙でとても幸せそうでした。練習して本当によかった! 一生に一度、いつまでも思い出に残るプロポーズができたと感じました。
マーちゃんさん (20代・男性)
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