笑顔を側で見ていたいと実感した2度めのプロポーズ。

 最初にプロポーズを受けたのは1年前。私たちはバイト先で出会い、大学生からお付き合いがスタートしました。地元も一緒、バイトも一緒で、何をするにもずっと一緒に過ごしていました。しかし、年上の彼はひと足先に社会へ出ることに。4月1日の配属発表で他県の勤務になってしまったことで、遠距離恋愛がはじまります。正直「このままの関係を維持することができるのだろうか」と、とても不安な毎日を過ごしていました。そんな生活がもう少しで1年が経とうとしていた翌年の3月31日。部屋に戻ると机の上には婚姻届とエンゲージウォッチが置いてありました。ただこの時は「お互いが社会人としての生活を、まずは1年間頑張ろう」という言葉をもらい、明日からの社会人生活に胸を高鳴らせていました。

 私は今までとは全く異なる環境の中、バタバタとした毎日を過ごしていました。そんな毎日の中、遠距離恋愛中の彼とは月に1回会えるか会えないか。そして、休みの合わない私たちは、会えたとしてもゆっくりとしたデートをすることはなく、どちらかの仕事終わりに食事に行くのがやっとの状態。これでも会えるだけ幸せだと思っていましたが、近くに相手がいるカップルや、休日にデートをしているカップルを見ていいなーと羨んでいる自分に気が付きました。

 もうこのままではダメなんじゃないかと思いかけていながらも、仕事で気を紛らわしていた社会人1年目の最終日、3月31日。仕事終わりに彼からの着信があることに気が付きました。折り返してみると、普段通りの彼の声がありました。ただ、少し周りが騒がしいなーと思いながらも話を続けていると......、急に電話越しの声が二重に聞こえてきて「?」と思った私が振り向くと、なんと彼が! 他県にいるはずの彼が、目の前に立っていました! 「サプライズで来ちゃった」と笑う彼を見て、これからも彼の笑顔を側で見ていたいと実感しながら帰宅。家の前に着いた時、彼が急に真剣な顔になり「話がある」とのこと。今までの幸せな気持ちが一転、不安な気持ちもありましたが、「どうしたの?」と聞くと、手を握りながら「結婚しよう」の言葉と小さな宝石箱を差し出してくれたのです。急な出来事に驚いていると、「1年前の今日、1年間頑張ろうと約束したでしょう?あの時はちゃんと言葉で伝えられなかったけど、今日はちゃんと言うね、結婚してください」と2度目のプロポーズが!

 1年間いろいろなことがあり、なかなか一緒にいることができなかった私たちだけど......、この言葉を彼から直接言ってもらえたことに心の底から幸せを感じることができました。彼には2回もプロポーズをさせてしまいましたが(笑)、これからは家族として、ずっと彼の笑顔を側で見守っていけるような素敵な奥さんになります!

りんごさん (20代・女性)

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