ちょっと失敗! でも彼らしいプロポーズに号泣。

 付き合って3年目。既に結婚を前提に同棲していた私たち。毎年誕生日には、彼がディズニーのバレンタイン・ナイトに連れてってくれていました。

 今年は前日に行く事になって、「されるなら今日かな?」とは思っていました。ショーの中で、事前に募集したメッセージが何個か流れて、毎年プロポーズする人もいたから、流れたらどうしようとドキドキ。でも、流れず。電車で家に帰る途中「忘れ物したから、一緒に着いてきてほしい」とタクシーで向かった先は、東京タワー横のホテルでした。「都内に住んでいてホテルに泊まる意味がわからない」なんて言っていた彼だったから、まさかのサプライズに号泣。お部屋について「カーテン開けてみて」と彼。なにがあるんだろうってわくわくしながら開けるも、道路しか見えない。彼もびっくりした顔で、「とりあえず、東京タワーを見に外にでよう!」と、外へでて、タワーを見ながらふたりでカウントダウン。0時にライトが消え、私の誕生日を迎えた瞬間、彼から「結婚してください」の言葉と「will you marry me?」と彫られたガラスの靴を差し出しながらのプロポーズ。

 普段サプライズをしない彼からの、ドラマのようなプロポーズでした。本当は、バレンタイン・ナイトにプロポーズメッセージを送っていて、読まれたタイミングでガラスの靴と一緒にプロポーズしようとしていたけれど、読まれずに出来なかったとのこと。ホテルも東京タワーが見える部屋をとって、眺めながらする予定だったのに、手違いで見えない部屋をとってしまっていたこと。「こんなプロポーズでごめんね」と彼は言っていたけど、私にとっては素敵なプロポーズでした。部屋の取り間違えは、彼らしく、私たちらしいプロポーズだったと思います。

さーさんさん (20代・女性)

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