バースデーケーキに、もっとうれしい愛の言葉。

 昨年の私のお誕生日。朝、私が彼より先に起きると花束とお誕生日おめでとうのコメントカードが! そしていつものように私より先に仕事に出かけた彼ですが、実は休みを取っていたのです。その後私が出かける時、玄関外には彼からのメモがありました。そこには、夜の待ち合わせの場所と時間の指定が。

 私が仕事終わりに待ち合わせ駅に行くと、彼が普段は着ない黒いスーツ姿で、バラの花を一輪プレゼントしてくれました。そして、そのまま私をレストランへ連れて行き、誕生日のお祝いをしてくれました。それだけでもうれしかったのですが、食事を終えてふたりの家へ帰宅すると、真っ暗な玄関にはハロウィンのデザインのガラスコップをリメイク。さらに、彼が手作りしたキャンドルで、玄関からテーブルまでがとても綺麗にライトアップされていました。そして、私をテーブルまで案内すると、そこは花びらで飾られ、大きな箱に入ったプレゼントと小さな箱に入ったプレゼントが用意されていたのです。

 「どっちがいい?」と彼に聞かれ、小さい方を選ぶとそこには「まゆちゃん結婚してください」とプロポーズの言葉が書かれたとても可愛いケーキが。実はどちらも、オーダーメイドで用意されたケーキ。ケーキ屋さんにお願いしたところ「うまく出来るかわからない」と言われ、失敗したくなかったから別のお店でも頼んでくれたらしく、ふたつともとても可愛いプロポーズケーキでした。私は泣きながらプロポーズを受けました。

まゆさん (20代・女性)

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