彼の大きな大きな愛に気づいた2度めのプロポーズ。

 海辺でプロポーズをされ、結婚に向けて新居も決め、式場も衣装も順調に決まっていました。ふたりで住み始め、幸せの絶頂のはずが......。実家を初めて離れ、姓も変わり、なんだか気持ちが着いていかず、毎日ぶつかっていました。顔を合わせる度にケンカケンカの日々。そして、一旦実家に帰って生活することに。やっぱりこの人との結婚は向いていない、別れた方がいいんじゃないかという話をしようと彼に会いに行きました。顔を合わせるだけでイライラしてしまうこと、ふたりの生活は全然楽しくなかったこと、今は正直好きではないこと、全て素直に話しました。

 その後、彼はいきなり部屋を出て行きました。私はこれでもう終わったのだと思いました。すると、スーツに着替えて花束を持った彼が立っていました。「ずっと幸せにするから、そばにいて」ともう一度プロポーズされました。「今は好きじゃなくても、好きにさせるから」と。彼の大きな愛に気づくことができた2度目のプロポーズでした。

のんさん (20代・女性)

■「みんなのプロポーズ」著作権について
本記事の著作権はアニヴェルセル株式会社に帰属いたします。
■2次利用について
2次利用のご希望は「みんなのプロポーズお問合せ先」までお願いいたします。