不器用な彼らしい、笑って、満たされた花束プロポーズ。

 私の誕生日に「プレゼントを買いに行こう」と仕事帰りに待ち合わせをしました。買い物が終わり「美味しいお店を予約したから行こう」と行き先も告げられず電車に乗り、着いた場所はお台場の夜景の綺麗に見えるレストラン。普段は、サプライズなどが苦手な彼も誕生日だからオシャレなレストランをリサーチして予約してくれたのかと思いうれしい気持ちになりました。

 ご飯を食べ終わり「今日は仕事だったけど、良い誕生日だったなー」と思っていたら、グラスに入ったシャンパンが運ばれてきてよく見たら中に指輪が......。「え? なに? 泣きそう」と思った矢先にケーキが運ばれてきて、プレートには「お誕生日おめでとう」という文字。「なんだ演出かー! 考えすぎかー!」と思い、乾杯。そして「お誕生日おめでとう」と花束を差し出されました。受け取ろうと手を出したところ、花束を引っ込められ、出した手は空を切り「え? お花くれないの?」と笑ってしまいました。そこで「2年間一緒にいて仲良くやってこれたからこの先も大丈夫だと思う。結婚してください」とプロポーズ。

 私の中でプロポーズされる時は、涙でボロボロになると思っていましたが、まさかの笑ってしまったプロポーズでした。不器用な彼なりのプロポーズで笑ってしまったけど、とてもうれしかったです!

しーちゃんさん (20代・女性)

■「みんなのプロポーズ」著作権について
本記事の著作権はアニヴェルセル株式会社に帰属いたします。
■2次利用について
2次利用のご希望は「みんなのプロポーズお問合せ先」までお願いいたします。