狙っていた場所もタイミングも逃し、思わず泥酔。

出会いは、フリーターの私がバイトをしていた某レンタルビデオ店でした。旦那さんは、レンタルスタッフとして入ってきました。私はゲーム担当なので仕事で一緒ではなかったのですが、閉店後に皆で遊ぶようになり、自然と距離が近づいていきました。ふたりで遊びに行くようにもなり、旦那さんから告白してもらいましたが、弟みたいな存在だったので、ビックリした思い出があります。少し時間を貰ってから考えて……、お付き合いすることになりました。順調に付き合ってきた訳ではなく、2度ほど別れそうにもなりましたが、お互いにこの人じゃないとダメなんだと実感しました。

 プロポーズは、付き合って6年の記念日。付き合って初めて行った京都へ記念の旅行でした。私はプロポーズされるなんて思っていなかったので「疲れたし部屋で飲もう」とさかんに言ってました。旦那さんは、日付が変わってから京都駅でプロポーズしようとしていたそうですが、お目当ての施設は封鎖されていました。仕方なく入った居酒屋で、隣に座っていた男性の鞄が落ちた事を旦那さんが声かけると、その男性は旦那さんが気に入ったようで「奢るから飲んでくれ~」と旦那さんに沢山お酒を飲ませていました。

 居酒屋でその方と別れると、すでに旦那さんは泥酔。介抱しながらホテルに戻る途中の住宅街で「結婚してください」とプロポーズされました。うれしかったより、その時は可笑しくて……、涙よりも笑いが出てきました。

まんまるぅなさん (30代・女性)

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