ガラスの靴に彫った「marry me」に感動のはずが......。

交際を始めてから丸4年。自分の中で約3週間後の彼女の誕生日にプロポーズをしようと決意しました。彼女は以前より東京ディズニーランドに行きたがっており、デートの約束をするととても喜んでいました。どんな風にプロポーズをするか迷いに迷った結果、ベタかもしれないけどシンデレラ城の近くでガラスの靴を渡そうと決めました。  当日、彼女にお腹の調子が悪いと伝え、ガラスの靴を買いにお店へ。なんて彫ろうか迷ったけれどストレートに「marry me」と彫ってもらいました。彼女にシンデレラ城脇のベンチに来てもらいふたりで座りました。全力でカッコをつけ、彼女にガラスの靴をプレゼント! 自分の想定では感動して喜んでくれるはずでした......。  しかしながら彼女は「ありがとう」と言ってガラスの靴を箱に戻してしまいました。笑顔の彼女、頭に「?」が浮かんでいる自分。彼女がその雰囲気に気づき「どうしたの?」と声を掛けてくる。「文字書いてあったの読んだ?」「読んだよ!」「それだけ?」「ありがと」「書いてある意味わかってる?」「なんとなくね」「ほんとにわかった? もう一回なんて書いてあるか読んでみて。結婚してくださいって書いてあるんだよ。ずっと大切にするから結婚しよ」 彼女は泣いて喜んで結婚を了承してくれました。  英語が読めなくてただのプレゼントだと思ったみたいです。彼女曰くほんとに書いてある意味がわかんなくてこの人(私)は不思議そうな顔してるけどなんでだろう? と思っていたそうです。高校の修学旅行で先生に騙されて飛行機に乗る時に靴を脱いでしまった彼女、沖縄にパスポートが必要か聞いてきた彼女、一世一代のプロポーズでしたが彼女らしくてほんとうにおもしろかったです。結婚してから2年過ぎましたが今だに英語に関してはイジってます(笑)

cloudさん (20代・男性)

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