すべては初恋からの大切な思いを伝えるため。
彼女はずっと新しくオープンするアニヴェルセルみなとみらいで式を挙げたいと言っていたので、内緒で式場見学の予約を取り、デートの待ち合わせをランドマークにしました。当日、「どこへ行くの?」との問いに「今から式場の見学に行こう」と明かしました。その時の彼女の喜んだ笑顔は忘れられません。それまで結婚は約束していたものの、ちゃんとプロポーズをしていた訳でもなかったので、それが形になり喜んでくれたのかもしれません。
それが僕らのアニヴェルセルとの初めての出会いでもありました。その日、担当者の対応や式場の丁寧な説明などもあり、アニヴェルセルに即決。式は約1年半後の2014年12月20日に決まりました。そこからアニヴェルセルはふたりにとって大切な存在になっていきました。ただ式場は決まったものの、いまだにちゃんとプロポーズをしてなかった事がずっと引っかかっていました。
彼女は小学校時代の初恋の子。20年以上の付き合いです。大学を卒業してから、同窓会で再会。そこで自分が彼女に惹かれ、告白。付き合うようになりました。それから約8年。結婚する事はお互い分かっていたのですが、ちゃんと伝えられていなかったのです。このままではダメだと、思いをしっかり伝えようと決意。彼女からはお金がかかるからいらないと言われていたが、婚約指輪も一緒にプレゼントしようと決めました。指輪はふたりにとって既に大切な存在となっていたアニヴェルセルで注文しようと迷う事なく決め、親友とふたりで指輪を見に行き、自分たちの担当者に指輪の案内もしてもらいました。
あとはプロポーズの場所と日程。日にちはふたりが挙式をあげるちょうど1年前にしようと思いました。場所は彼女がいつかクルージングに行きたいと言っていたことを思い出し、東京湾クルージングの予約をしました。一生に一度という事もあり、個室を押さえました。当日を迎えるまでに、ふたりの小学校時代から今日までの歴史と今の自分の思いを手紙に書きました。彼女が好きな曲を特注でお願いしてオルゴールも作りました。
準備を整え、いざ当日。船での夕食に彼女も喜んでくれ、デザートも食べ終えました。ここだと思い、手紙とオルゴールを渡しました。手紙を読んでる時に、彼女が好きな曲がオルゴールでBGMとして流れます。彼女は手紙を読みながら泣きはじめ、まもなく読み終わるというタイミングで指輪を用意しました。読み終わり、顔をあげた瞬間、「僕と結婚して下さい」との言葉と共に、指輪を渡しました。彼女はさらに感動してくれ、涙を流しながら「はい」と答えてくれました。
K&Mさん (20代・男性)
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