彼女の薬指に輝くのは、ひと味違うあのリング。

 ふたりで行ったハワイ旅行でのことです。オアフ島をオープンカーで一周した後、誰もいない夜の駐車場へ車を滑り込ませます。車内で「お腹すいたね」と彼女に話しかけ、おもむろにリュックの中に仕込んでおいたスナック菓子の「なげわ」を豪快に開封。これ見よがしにボリボリ食べ出しました。そして、その流れから、さりげなく彼女の左手を取り、薬指に「なげわ」をはめてプロポーズ!

 あまりの驚きに彼女は爆笑して受けてくれました。その後のオープンテラスでの食事の際も、彼女はずっと「なげわ」を付けたまま。感動の涙とはひと味もふた味も違う塩まみれの薬指がそこにはありました。

あっきーらさん (20代・男性)

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