かわいいパンダが抱えていたのは、もうひとつのプレゼント。

クリスマスイブの夜、彼はイタリアンレストランの個室を予約してくれていました。昼から待ち合わせをして、宿泊先に荷物を置いてからレストランに向かったのですが、彼はずっとホールケーキでも入っていそうな大きな箱が入った紙袋を抱えていました。
 店は大混雑で、コースの料理がかなりゆっくりのペースで進んでいき、お酒のおかわりもなかなか来ないほど。内心やきもきしながら時間が過ぎて行きました。途中、彼の同僚たちからしびれをきらして電話をかけてきます。同僚たちは明らかに飲み会で騒いでいて「まだかよ~」と催促してるのが丸聞こえ(笑)。私は雰囲気壊さないように必死でした。18時前の予約だったのにデザートにたどり着いたのは22時半、時間も時間だったので、デザートの途中でついにクリスマスプレゼント。「開けてみて」と。ブランドや百貨店の包装紙じゃないし「なんだろう……」と包みをめくるとまさかの段ボール登場!!! さすがに、「えっ」と心配しながら開けたら、可愛らしいパンダが!(私は大のパンダ好きです)。そして、パンダが小さな箱を抱えていて、促されるままに開けると、立派な婚約指輪。そこで「結婚してください」と、シンプルにプロポーズしてくれました。
 5歳年下の彼が一生懸命考えてくれたサプライズ、本当にうれしかったです。結婚式はアニヴェルセルで行い、その時もらったパンダには新郎の服を着せ、私の20年モノのパンダはクリーニングでキレイにしてもらい、新婦の服を着せて、ウェルカムベアならぬウェルカムパンダとして、活躍してもらいました!

トモさん (30代・女性)

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