愛おしい瞬間に導いてくれた手紙と彼のサプライズ。

初デートは横浜。よこはまコスモワールドの観覧車で告白されて交際はスタートしました。それから2年後の記念日も思い出の横浜でデート。カップヌードルミュージアムでオリジナルカップヌードルを作って、横浜ワールドポーターズでお買い物。掛け持ちで仕事をしていた私は疲れてしまって、車で少し仮眠をしていました。目が覚めると、おいしいチーズケーキ屋さんがあるからと、車はどこかへ向かっていました。到着し、どこかのホテルのカフェでチーズケーキを食べていると、有休を取っていたはずの彼の会社ケータイが鳴り、仕事で使うiPadを車に取りに行ってしまいました。すると、店員さんから封筒を渡されました。そこには「今すぐ、後ろのエレベーターに乗って10階で降りて、一番最初のドアを開けて、苗字を名乗ってください」と書いてあります。指示に従い、そこへ着くとエステサロンでした。エステが終わると店員さんから、また1枚の封筒を渡されます。中には、仕事を掛け持ちして疲れている私に「自分のつたないマッサージより、プロの方がいいかなと思って……」とプレゼントしてくれたことが書いてありました。その手紙には「下にお迎えが来ているから外へ出で来てください」と続きが。すでにウルウルしかけていたところに店員さんから声を掛けられると、我慢できず、うれしくて泣いてしまいました。

 店員さんに1階の裏口から出るよう案内され、向かうと、名前を呼ばれ車に案内され、また手紙をもらいました。読みはじめようとすると、運転手さんに私の好きなピンクの花束を渡され、ずっと涙が止まりません。手紙を読んでいると、車内からオルゴール調のラブソングが流れていて、余計涙を誘われ、鼻水をすすりながら夜の横浜をドライブしました。手紙には「もうすぐ会えるよ。運転手さんが今から素敵な場所に連れてってくれるから横浜の夜景を楽しんでね」と。すると、車はアニヴェルセルみなとみらいと書いてあるところに入って行きました。私が気になってた結婚式場でした。

 車を降り、クロークで荷物を預け、どこかへ案内されました。案内された先の扉が開くと、安室奈美恵の『CAN YOU CELEBRATE?』が流れ、奥に彼が。チャペルのバージンロードをひとりでゆっくり歩いて行くと、スーツに着替えた彼が待っていたのです。終始涙がとまらない私に、彼は緊張しながらプロポーズ。跪いて「これから一生守っていくから結婚して下さい」と指輪の箱をぱかっと開け、私は笑顔で「はい」と答えて指輪をはめてもらいました。そしてチャペルを出てまた扉を開くと、アニヴェルセルみなとみらいのスタッフさんがたくさんいて、フラワーシャワーをしてくださいました。

 その後、ランドマークの最上階のレストランで夕飯を食べて帰宅しました。たくさんサプライズしてきたけど、された事があまりない私は、初めて感動の涙を流しました。本当に幸せな愛しい時間でした。

ゅきさん (20代・女性)

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