思い出の夕日に包まれ「ずっと一緒にいよう」。

彼との出会いは3ヶ月のアメリカ研修中にクラスが一緒だったことがきっかけでした。当時の私は、10年付き合った彼氏に振られ1年が経っていましたが、男の人をあまり信用できない状態でした。仕事や研修に打ち込み恋愛からは遠ざかっていたので、彼の誠実さに惹かれながらも恋愛対象として見ることはありませんでした。そんなある日の授業で、大学の先生が「カリフォルニアで一番キレイなsunsetを見るならnorth lakeだよ! 誘う相手を間違えないように!」と言っていて、みんなで行って見たいねーと話していました。研修も終わりに近づいたころ、彼からメールで「一緒にnorth lakeに行ってみる?」とお誘いが! みんなでディズニーランドやラスベガスなどに旅行に行っていたこともあり、当日までデートのお誘いだと気づきませんでした。放課後、みんなに気づかれないように、彼とふたりでバス停に行く時は学生の頃のようにドキドキしたのを覚えています。大きな湖に夕日を見るために置かれたようなベンチでふたりでくだらない話をしながら、信じられないくらいきれいな夕日を見ました。

 帰国後にお付き合いが始まりましたが、これがふたりの初デートでした。付き合ってからの彼は毎月の記念日をお祝いしてくれ、本当に大事にしてくれ、辛かった恋愛を忘れさせてくれました。付き合って1年がすぎたころ「またカリフォルニアに旅行に行こう!」と誘われ、ふたりで大学など、思い出の地を巡りました。旅行も終盤に近づき「初デートの場所に行こう!」と、1年ぶりにnorth lakeのあのベンチに。座って夕日を眺めていると「目をつぶってて」と言われ、しばらくして、目を開けると、そこにはキラキラと輝くダイヤの指輪がありました。「ずっと一緒にいよう」と言う彼の言葉に涙がとまりませんでした!ふたりで年を重ね、またいつか、あのベンチで一緒に夕日を眺めたいと思います。

あやらんさん (20代・女性)

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