店を閉じる最後の日に歌ってくれた、私へのラブレターソング。

 私は去年、働いてた東京の制作会社をやめ、広島の実家に帰り、急に借金をしてバルをはじめてしまいました。そんな不安定な時に出会ったのが、今の彼氏です。「ミュージシャンを目指して好きなことをするんだ」って、東京から広島に住み始めたころでした。高松豪さんというアーティストのライブで出会い、すぐに自然に付き合うようになりました。私も音楽が大好きで、ふたりで「いろいろな人から預かった手紙を歌にして返す、ラブレターソングというプロジェクトをやりたいね」と話し、将来の夢などもたくさん共有でき、彼と結婚したいなぁと思ってました。

 私は、いろいろあってお店がうまくいかず一度やめることになりました。お店の最終日に「ライブをやろう!」ということになり、ラブレターソングライブを開きました。そこに、彼の両親や友人、私たちを出会わせてくれた高松豪さんも偶然呼ぶことができました。私も一緒に歌ったりしていたのですが、その最後の曲で聞いたことないラブレターソングを歌いはじめます。よく聞いたら私へのプロポーズの歌でした。そこで指輪とケーキを用意してくれて、プロポーズしてくれました。すっごくうれしかったです。いろいろあったけれど、お店を開いてよかったなと心から思えました。忘れられないプロポーズです。

つぅさん (20代・女性)

■「みんなのプロポーズ」著作権について
本記事の著作権はアニヴェルセル株式会社に帰属いたします。
■2次利用について
2次利用のご希望は「みんなのプロポーズお問合せ先」までお願いいたします。