いまでも大切に憶えている、あの日の涙と幸せ。

私のアルバイト先で働いていた人。違う課だったけれど、その日はいつも送り迎えしてくれる同じ課の人が用事があり、代わりに送ってくれたのでした。その日は事故があり、いつもは車で30分くらいの距離が1時間以上かかり、いろいろ話して それ以来意識するようになりました。その後交際するようになり、2度目のクリスマスの夜。

 食事に行ったあと、送ってもらった車の中でのことです。本当はファッションリングをプレゼントする予定が、買いに行く時間がなかったので「ま、いっか」と「本当はもう少し後で言うつもりだったけど、これあげる、結婚しよう」とその前に買っていたダイヤの指輪をプレゼント&プロポーズしてくれました。あまり感動的ではないけれど、私は涙が出てOKしました。

 それから数か月後に結婚、子供もふたり生まれました。しかし、12年後に主人は病気で逝ってしまいました。主人が亡くなってもう20年過ぎました。

涼花さん (20代・女性)

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