100万回以上再生された、観覧車で起こった感動のプロポーズ "地上112メートルで、見たことのない景色を君に贈ろう"

ひろあきさんからあゆみさんへのプロポーズの準備が始まったのは、さかのぼること３か月前。
最高の記念日を、彼女に贈りたい。その想いを受け取った総勢100名のスタッフが結集して、あるサプライズを企画する。
ときには朝早くから、ときには雨にも負けず、リハーサルを繰り返す日々。
本番前夜まで念入りに確認を行い、いよいよ当日へ。
“シェア”する幸せに気づかせてくれる、まばゆい瞬間をきりとったドキュメンタリー。

ひろあきさんとあゆみさんは、アニヴェルセル みなとみらい横浜で結婚式を挙げることになっていた。彼は、「大切な彼女に何か特別なことをしたい」とスタッフに相談。壮大なサプライズプロジェクトが始まった。

プロポーズ当日。宝石をちりばめたような夜景をバックに、ドローンが飛んでいる。向かいのビルには望遠レンズを携えたカメラマンがスタンバイ。ふたりの表情を逃さないよう、あらゆる場所にカメラが設置される。セッティングを仕上げ、インカムで動きを確認し合うスタッフ。サプライズの舞台が整えられていく。
ひろあきさんは、緊張を胸にいざ、あゆみさんのもとへ。カクテルで乾杯をして、カフェでのディナーがスタート。実は、同じ時間帯に居合わせたカップルも仕掛け人。数多くのスタッフにひそかに見守られながら、ふたりは和やかに食事を楽しむ。ディナー終盤、彼が席を外すと、ひとりのスタッフが「ご新郎様からです」と封筒を差し出す。今日のために、観覧車を貸し切っていることを告げられる。プレゼントされたチケットを大事そうに抱え、戻ってきた彼に、笑顔で感謝を伝える彼女。
一方、サプライズの舞台となる観覧車の近くには、両家の家族や友人も続々集結。本番前夜の最終リハーサルであゆみさん役として協力してくれた、双子の妹さんも駆け付ける。そして、ふたりがカフェを出たのと同時に、何度も練習を重ねた大仕掛けが始まる。
貸し切りの観覧車でゴンドラに乗り込むと、あゆみさんのテンションもアップ。写真を撮りながらはしゃぐ彼女に、「外を見なさい！」と彼が優しくツッコむ場面も。やがて頂上に差し掛かると、地上では次々に光が点灯し動き出す。何が起きたのかびっくりするあゆみさんの目に飛び込んできたのは、浮かび上がる「アユ❤」の文字。温かな光を放つランプを手に、あゆみさんへのメッセージを人文字で伝えていく。そのひとつひとつを噛みしめるように見ていたあゆみさん。ひろあきさんが「幸せにするからね」と声をかけると、「ありがとう」と涙声に。

約15分の夢のような空中散歩を終えて、ふたりはゴンドラから降りる。感動の連続だったあゆみさんを最後に待ち受けていたのは―――。