ふたりが大好きな満点の星の下で。
付き合い始めた頃の私と彼は、岐阜と東京の遠距離でした。お互い入社一年目ということもあり、忙しい日々が続き、なかなか会うことはできません。唯一できたのは、電話とLINEだけ。それでも私は本当に幸せでした。
彼からの告白は、ちょうど2年前の夏、私の住む岐阜県に来てくれた時のこと。沢山の星が見える大きな夜空の下、「私と付き合ってください」と緊張で引きつった笑顔の彼は私にそう言ってくれました。
それから1年間遠距離だった私たちは、必ず星の見える日に電話をし、たわいも無い話をしてふたりで笑って過ごしました。そして、付き合い始めて1年。彼から、旅行に行こうと誘われ、伊豆へ。久しぶりに会う彼と楽しいひと時を過ごし、観光したり、美味しいご飯を食べたり..本当に楽しくて幸せな1日を過ごしました。
夜になり、彼が何やら準備をし、客室のウッドデッキに呼ばれると……。そこには、満天の星が広がっていました。「ここに来て」と彼。私はデッキに出ると、彼は私と出会ってから今までのストーリーをうれしそうに話し始めました。話が終わり、ひと息つくと、彼は突然ひざまずき「これからも、ずっと一緒にこの星を隣で見ていてほしい。私と結婚してください」。
ふたりの思い出深い大好きな星の下でプロボーズしてくれたこと、今でも思い出すだけでうれしくて、涙が出てしまいます。普段は恥ずかしがり屋で、「好き」とかあまり言わない彼。このプロポーズの言葉は本当に、本当にうれしかったです。
あゆりんさん (20代・女性)
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