心を込めて伝えた、伝えられなかった言葉。

 彼女のお父さんが「一度会いたい」と言ってると伝えられ、会うことを覚悟しました。この上なく緊張したけれど和やかに食事を済ませました。別れ際に交際の前提を確認され、はっきりと結婚を前提にお付き合いしていることを彼女の前で伝えました。お父さんは機嫌良く帰り、彼女とふたりに。当時、自分が父親を亡くしたばかりで結婚資金に余裕がなく、照れ臭いのもあって彼女にプロポーズの言葉をかけられないでいたのですが、その時精一杯心を込めて伝えました。「すぐには無理かもしれないけど、自分の一生をかけて幸せにします、結婚して下さい」と。その時の彼女が小さく頷き、うれしそうに笑ってくれた笑顔を一生忘れません。

なるっちさん (20代・男性)

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