いつもの小旅行のつもりが、まるで夢のようなサプライズ!
仕事の休みが不定期の彼。たまに連休が取れた時は、近場ですがプチ旅行へ行くのが楽しみでした。プロポーズの時も「2月11日から14日まで4連休が取れたよ!」ということで、旅行の計画を立てました。行き先をいつも考えてくれる彼。いつもは1泊旅行でしたが「今回は二泊しよう。最初の一泊は、知多方面に行くよ。二泊目は、お楽しみに~」と言われていました。
1泊目は、お部屋に貸切露天風呂がついた知多のホテルに泊まり、その際、手作りしていた早めのバレンタインのお菓子を渡しました。彼「ありがとう! うれしい! 俺も明日、ゆうこにお返しするよー」私「わぁ~なんだろう。じゃあ楽しみにしてるね。そういえば明日、どこに行くの?」彼「明日は竹島水族館に行こう。その後は名古屋だよ。お楽しみに~」
次の日、午前中は竹島観光。子どもに戻ったようにふたりで綺麗な貝殻を拾ったり、竹島水族館を楽しみました。そして夕方、名古屋に向かう車の中で私は熟睡。「ゆうこ着いたよー!」気づいた時にはどこかの地下駐車場でした。私「ここどこー?」彼「どこでしょう? すぐ分かるよ」私「あ! ヒルトン名古屋って書いてある! すご~い!」彼「彼女と一緒に、一度こういう所に泊まってみたかったんだよねー」私「わー、うれしい」彼も私も、初めてのヒルトンホテルでした。お部屋もカップルプランで、入るとバラの花びらがベッドのシーツにハートの形に置いてあったり、バレンタインデーの季節だからか、シャンパンとチョコレートが部屋に運ばれてきました。「せっかくだから、ゆうこが好きそうな可愛いプランで予約しちゃったー」と彼。
シャンパンとチョコレートを楽しみながら、気づけば24時を越えて日付は2月14日に。「ゆうこ、バレンタインのチョコくれたでしょ? 俺もゆうこにプレゼントがあるから、ちょっと待ってて」わぁー、何だろうと思っていると、彼が持ってきてくれたのは大きな茶色い段ボールの箱(笑)! プロポーズとはもちろん思わず、箱を開けると、大きな包みと中くらいの包みが入っていました。「何だろう、2つも入ってる~! どっちから開けたらいい?」「じゃあ小さい方から開けてみて」
その箱から出てきたのは、きれいなガラスの靴でした。実は、シンデレラが大好きな私。彼は私のスケジュール帳がシンデレラなことしか知りません。なので、とても驚き、ガラスの靴を好きな人に贈ってもらえたことで幸せな気持ちになりました。ガラスの靴の側面をよく見ると「2016年2月14日」の日付と、私と彼の名前が彫刻印されていました。「あ! すごい! 名前が彫ってある。記念になるね。うれしい。あれ?? えっ!?!!!」ふと反対側を見て驚きました。反対側の側面には、英語でWill you marry me?の刻印。え! え? そういうこと? え! そうなの!? あまりにもびっくりして、頭がパニックになる私(笑)。そんな私に彼から「ゆうこと、これからもずっと一緒にいたいです。結婚してください」「はい。私でよければ、よろしくお願いします」本当に夢のようでした。
4月から、アパートでふたり暮らしが始まりました。ガラスの靴はいつも目に入るリビングで、今日もキラキラっと輝いています。こんな素敵なプロポーズをしてくれた彼に、心から感謝しています。ちなみに、段ボールに入っていたもう一つの大きな包みには、ガラスの靴を入れて飾っておけるように、ケースと水色のクッション(台座)が入っていました。二つの包みが入った大きな段ボールは、車のトランクの中に、私にバレないように黒い布をかけて隠していたそうです(笑)。
ゆうこりんさん (20代・女性)
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