プロポーズはずっと先、そう思っていたのは私だけ。

出逢って4カ月、交際して3カ月のバレンタインデー。当日は私は半日仕事、旦那さんは夜遅くまで仕事だったので、旦那さんの家の近くにあるカフェ&バーのイベントに私がひとりで参加し、仕事終わりに合流することにしていました。そのイベントには、キューピッドになった友だちや出会いの時にいた友だちも参加していて、終了後も残って話をしていました。他の参加者も結構残っていて、はじめましての方たちとも一緒にワイワイ話をしていたところ、仕事終わりの旦那さんが合流しました。

 ちょうどキューピッドになった友だちの結婚祝いを持ってきていたので、ふたりで渡した後に、旦那さんが「話がある」とブーケを取り出して話をし出しました。最初は私に向けて話をすると思っておらず、聞いてると「あ、私に話をしてるんだ~」と思うようになりました。「バレンタインデーだからいいことを言ってくれてるのかな~」なんて考えていたら、最後にブーケを渡されながら「ぼくと結婚して下さい!」と言われてビックリ!!

 つきあって3カ月、お互いいずれ結婚はしたいとは思ってたけれど、4月から旦那さんは独立してフリーになるということもあり、結婚は落ち着いてからだろうと思っていたので、全くプロポーズされるとは思ってもいませんでした。そのため、とても驚いたと同時にスゴくうれしく、泣いてしまって言葉が出てきませんでした。ブーケを受け取ったことを合図に、お店にいた人たち全員が拍手でお祝いしてくれ、歌の上手い友だちふたりが、歌を歌い出し、お店にいた友だちやはじめましての人たちに祝福してもらいました。お店にいた方々は、私以外は全員プロポーズすることを知っていたそうで、それを聞いてまたビックリ! 私は全く気付いていませんでしたし、イベントから長く一緒にいたのに、みんな何も知らないフリがとてもうまかったです。そして、旦那さんは手先が不器用といいながらも自分でブーケを手作りしてくれ、サプライズのプロポーズも考えてくれたことがとてもうれしかったです。

 そのブーケは結婚式の前撮りの時にも使って、今でも玄関に飾っています。そして、その時に居合わせてくれた方々とも仲良くしてもらって、友だちもいっぱい増えました。

はなさん (20代・女性)

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