野球好きなふたりの一生忘れられないキャッチボール。

6年以上一緒にいる彼とは、お互い大好きな野球がきっかけで知り合いました。運命はXmasイブの夜。たまたま仕事が休みだった私がワガママを言い、ふたりで住んでいる自宅でプチXmasパーティを開くことに。帰って来た彼を出迎え、気合を入れて作ったディナーをTVを観ながらもぐもぐ、ん? 食べるのが大好きな彼の箸が進んでいない……。ちょぴりガッカリしつつも、夕飯を終えると、突然彼が「久しぶりにキャッチボールやらない?」と夜更けに謎のお誘い(笑)。ちょっと「??」とは思いつつも、本当に久しぶりのキャッチボールで、学生時代によくやっていたのでうれしくなり、ノリノリで近くの公園へ。Xmasの寒い寒い気温の中、久しぶりのキャッチボールを楽しみ、彼が最後に一言。「じゃあこれがラストだから、しっかりちゃんとキャッチしてね」「オッケー!!」なんて何も知らない呑気な私。無事に受け取ったボールには、彼の堂々とした字で「結婚しよう!」の文字。はじめは何か書いてあるなんて思わず、彼に「えーい」なんて言って投げ返してしまい「ちゃんとキャッチしてって言ったじゃん!!」と叱られ(笑)。「なんて書いてある?」と言われて、気付いた私は大号泣(笑)。思わずうれしくなった私は、返事も忘れて彼に飛びつきました。お洒落なレストランでキザにプロポーズ……、なんて漫画のようなシュチュエーションも素敵ですが、私は近所の公園でも、お互い部屋着姿(笑)でも、一生忘れない最高のプロポーズとなりました。

 後日談ですが、実はプロポーズ前のディナーは、緊張し過ぎて全く喉が通らずとても焦ったそうです。キャッチボールに誘う時もいつもと違うジャージ着てるけどバレないかなとか、「寒いからヤダ!」とか言われるんじゃないかとハラハラしていたそうです(笑)。口下手で照れ屋でなかなか言葉にしないタイプの彼が、一生懸命考えて、野球人の彼らしいプロポーズをしてくれたことに感謝しています。そんな野球カップルな私たちですが、8月9日(野球の日)に入籍します! そしてプロポーズのボールは展示用のケースに入れ、家宝のように飾っています(笑)。これからもマイペースなふたりらしく、笑顔あふれる家庭を築いていきたいと思います!

mouさん (20代・女性)

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