仕事と思っていた初海外。うれしさと驚きで頭が真っ白に。

私にとって初めての海外旅行。それが彼が用意してくれたプロポーズの舞台でした。結婚に、あまり積極的ではなかった彼。30歳までには結婚して子どもが欲しかった私は、ハッキリしない彼にとてもモヤモヤしていました。そんな時、彼の仕事でバリに行くことになりました。ふたりきりではなく、日頃からパートナーとして動いている仲間たちと総勢10人くらいでの渡航した。高いところが苦手な私にとって、長時間の飛行機移動は不安しかなかったのですが、彼の仲間の説得や彼の熱意に負け、半ば強引にバリ行きは決まりました。2泊3日くらいのスケジュールで、バタバタ分刻みに動き疲れていたはずですが、初めての海外に私は言うまでもなく大興奮。全てが新鮮で楽しかった想い出が溢れています。

 そして、2日目の夜。一生涯忘れることのない時がやって来ます。バリでも有名なアヤナリゾートのレストランで食事をすることになり皆でゾロゾロ向かいました。食事を済ませ、せっかくだからとロックバーという、それはそれはオシャレなバーへ行くことに。普段、私たちふたりはお酒が飲めないのでバーへ行くことはありませんが、皆でということもあり勢いでついて行きました。私たち以外はお会計やらトイレやらで、ふたりで先にロックバーへ。10人近く居たのに、通されたのはペアシート。みんな来ちゃうのに……、と心配する私をよそに、彼が「とりあえず先に飲んでよう」と言うので注文。乾杯を済ませ、近くに寄せる荒めの波に若干びびっていた私でした。すると、彼が突然手紙を差し出してきました。それでも、まだプロポーズとは思っていない私。ここ数日、ケンカが絶えず「もうバリなんて行かない!!!」とまで言っていたのでゴメンの手紙かなぁと読んでいくと、プロポーズともとれるようなとれないような曖昧な内容……。「まさか!?」と思いながらも読み終え、彼を見上げるとそこにはテレビで見たことのあるシーンが!! そうです、彼の手の中には小さな箱がーーー!!! そして、ボロボロ泣く私の手を取り指輪をつけながらプロポーズしてくれました。うれしさと驚きで頭が真っ白な私に、今回の旅行は皆が協力してくれたサプライズだったことを知らされ、壮大すぎて頭が追いつかない私。すると、そこへ2つのシャンパンが運ばれてきました。プロポーズ成功を察した仲間たちからの、さらなる粋なサプライズかと思いきや……、なんと!!! 隣の席にたまたま居合わせた外国人御夫婦からのお祝いだったのです!!! ボーイさんの目配せの視線の先に「Congrdtulations!!」と微笑む姿は今でも忘れられません。まるで映画のようなワンシーンに、私の感動指数は振り切れていたように思います。私の両親くらいのふたりにワンワン泣きながらお礼を言うと、強く抱きしめホッペにチュッとしてくれました。夢のような出来事の連続で、まさに雲の上を歩くような気持ちでした。

 初めての海外旅行、初めてのバリ、そして夢にまでみたプロポーズ。彼とはいろんなことがありましたが、彼と出会い結ばれることのできた私は本当に幸せだと、心から感謝する毎日です。

ゆきえさん (20代・女性)

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